こんにちは
お芝居も勉強もスポーツも踏み込むとどうしても避けることのできない壁のようなものにぶち当たる時が来ますよね
それが高い人も低い人もいれば人並み以上にたくさんの壁があったり、、、
私たちが生きていく上で一生付き纏ってくるものではないでしょうか
いわば私たち人間の命の一部とも言えるでしょう
お芝居に触れてはや一年、壁と感じるものはたくさんある訳ですが
今回は長らく私が気にしている『自分本意』というものについてお話ししていきます。
演技が自分本意?
さあ、お芝居において自分本意ときいた方はもうお気付きでしょう
そう、私はお芝居が自分本意とよく指摘を受けてしまうのです。
わかりやすく団体のスポーツで例えると
サッカーという11対11の人数で繰り広げるスポーツで
11人全員が、連携して相手のゴールにボールを入れて勝ち負けを争う
そのチームスポーツで私一人だけが自分のやりたいようにプレーをしているような感じです
周りとの連携なんて全くとりません。
つまりそういったことがお芝居の中で起きてしまっているのです。
いや〜困った
お芝居には「ここはこうだ」と言い切れる答えがありません
もちろんある程度の答えはあります。
ある程度の答えが演者やディレクターによって異なり、よりいいものが抜擢されます。
自分の思った通りにやるのがいい
それが自信にも繋がるしやり切らないと中途半端なものになってしまう
ただ『自分100%』だとそれは自分本意というものになってしまいます。
相手の反応や間、息遣いなどを持ってそれに自分が応えていく
けして「こんな感じだろう」という自己満足感でいてはダメなのです。
日常生活から来る影響
一方で日常生活を送る中にも『自分本意』と言われるような近い部分が見えてきました。
『自分語りがすごい』
私はお芝居の世界に足を踏み入れる前にこんなことを言われたことがあります。
正直ショックでした
なぜなら私個人として全くそんな自覚もなかったし、なんとなく自分の話ばかりする人っていいイメージないじゃないですか(苦笑)
とはいえ相手がそう感じてしまったのならきっとその節はあるのだなとも思い
それから会話というものを意識するようになりました。
具体的に意識したところは2つ
・相手の話をしっかり聞く
・相手の話を掘り下げる
です。
相手にもよりますが初対面であればその場の主役を相手の人にしてしまう、相手をたてるようにしています。
嫌な聞こえ方になっていたらすみません。
この意識を持ち始めたことで
以前より人の話をしっかりと聞くということができるようになりました
相手の話にリアクションを返す、相手の反応を見る。
日常会話ほど無意識になりがちですが意識をすると発見があったりします
最初の方でも話しましたが『自分語りがすごい』=『自分本意』と考え
お芝居でも普段の会話でしていることが出たんだと私は思いました
逆にいえば普段会話でしていることがお芝居にも通じている
リアクション、言葉、間
これら全てが日常会話からお芝居に繋がっています。
お芝居は呼吸。
声優:小山力也さんがこの言葉についてお話ししています
とてもいいお話しなのでまだ観たことないよという方や聞いたことがない方にはオススメです
まとめ
あなたの日常はお芝居に影響していますか
全てがという訳ではないですが
意外なところから影響するものが出てきます。
自分本意が絶対ダメということはありません、オリジナリティでもあるので状況・場合によってはきいられ薬をもらえることもあるでしょう
しかし周りのと「呼吸」が合わなければただの自己満・自分本意といった評価になってしまいます
これがとても難しいところではありますが
自分本意な演技には状況的に見た「違和感」のようなものが生まれるはずです
その違和感への察知能力を高めるために
無意識な日常に意識を持って過ごしてみてください
会話一つ意識するだけで必ず変化はあります。
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